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宇宙ステーション補給機「こうのとり」搭載小型回収カプセル に採用│電磁弁、電動バルブ、半導体製造装置用チラーの伸和コントロールズ株式会社

宇宙ステーション補給機「こうのとり」搭載小型回収カプセル に採用

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宇宙ステーション補給機「こうのとり」搭載小型回収カプセル に採用

伸和コントロールズのストレート型直動電磁弁が
宇宙ステーション補給機「こうのとり」搭載小型回収カプセルに採用

このたび、当社が開発するストレート型直動電磁弁が、JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)への物資輸送手段として開発中の、HTV搭載小型回収カプセルに搭載されることになりました。

これまでの補給機(HTV)は、大気圏再突入時に燃え尽きる構造になっていましたが、開発中のHTVでは、ISSの宇宙実験により生み出されたサンプルを、小型回収カプセルに格納し、地上に持ち帰ることとなっています。  当社の電磁弁は、この小型回収カプセルに合計9本搭載され、そのうち8本は、小型回収カプセルが大気圏に突入したあと、カプセルの姿勢を制御する噴射バルブとして使用され、1本は、減速用パラシュートを動作させるために使用されます。

世界最高レベルの落下目標点精度を実現するため、このバルブには、高い応答速度、正確な流量、性能安定性が求められます。そのため、これまで十分な使用実績をもつストレート型構造を採用するとともに、独自の技術(駆動部流路のY字構造)により高い気密性と圧力損失の低減等の技術的課題を解決しました。

6月22-24日に国際展示場にて開催される「医療機器 開発・製造展」では、今回のストレート型直動電磁弁をはじめ、複数の新製品を、展示発表する予定です。

当社は、電磁弁で培った流体制御技術をもとに、医療用バルブのほか、半導体製造装置用精密空液調装置、水素ステーション用プレクールチラーなどの製品で長い歴史と数多くの採用実績を有しています。今後も、流体制御の技術を核に、さまざまな分野で挑戦を続けて参ります。

※下記 ストレート型直動電磁弁の画像

ストレート型直動電磁弁

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