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川崎市麻生区に新たな開発拠点を設立

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川崎市麻生区に新たな開発拠点を設立

 伸和コントロールズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:山本拓司)は、2023年1月に、神奈川県川崎市の本社に新たな開発拠点を設立します。これまでは長野県と長崎県の事業所において、開発・設計、生産、販売に取り組んでいましたが、次世代を見据えた開発部隊として「先端技術開発室」を発足することに至りました。世界基準で求められる環境に配慮した製品開発を加速化させ、全社売上の向上を目指します。

 

 設立の背景                                          

  1. 開発環境の整備
    これまでは、各拠点の開発部隊が各顧客から求められる仕様を実現するための開発を行ってきました。当社の主力製品であるチラーと空調機には、冷凍回路やソフトウェアなどを用いますが、各拠点独自の開発を行っていたことから全社として技術の統一ができていないことが課題でした。そこで、事業や製品に関係なく応用できる共通技術の開発を担う「先端技術開発室」という組織を発足しました。加えて、この新しい開発部隊を経営層と距離の近い本社に配置することで開発のスピードを加速させます。
  2. エンジニアの確保
    これまでエンジニアの採用は長野県と長崎県の拠点を中心として行ってきましたが、近年の人材獲得難において、人口が集中する関東地域に開発拠点を設けることでエンジニア採用を促進させる狙いがあります。新設するオフィスは、フリーアドレスを採用し、エンジニア同士のコミュニケーションを促進することでイノベーションを創出するオフィス空間をデザインしています。働きやすい環境を整備し、今後2年以内に10名以上の人材を採用し、将来的には約30名の組織体制を計画しています。


 将来の展望
                                         

 当社の製品開発は、世界的な環境問題の改善を踏まえ「低GWP[1]」「省エネルギー」「省フットプリント[2]」3つのテーマを掲げて取り組んでいます。将来を見据えた付加価値を提供することで、最先端のモノづくりと持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 概要                                            

着工日   :2022年11月1日
竣工日   :2022年12月28日
稼働日   :2023年1月
面積      :約400㎡
投資額   :約5000万円

 

[1] 温暖化能力を数値化した「地球温暖化係数(GWP)」が低いこと
[2] 半導体製造設備において装置が占有する面積を小さくすること

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